ファッションとインテリアの共通点とは。
愛知県一宮市・O様邸に納品させていただいたオーダーキッチン。
R+houseでご新築されたO様邸には
インテリアコーディネーターとしても関わらせていただきました。
O様は、インテリアづくりに積極的に参加され、
照明器具や壁紙を数点、ご支給くださいました。
その中でも印象的だったのは、ダイニングテーブルの上に吊り下げたいとおっしゃった照明器具。
ポール・ヘニングセンがデザインしたルイスポールセンのランプでした。
ミッドセンチュリー・デザインの代表的プロダクトです。
一方、建築家の先生から提案された間取りは、まさにキッチンが住まいの中心!
個性の強いお手持ちの家具とランプ類。
それらとのコンビネーシンを意識して、
インテリアを統一させるためにはやっぱりオーダーキッチンで。
ご提案したのは
ウォルナットの木質感とバイブレーション加工を施したステンレス・ワークトップが
絶妙のバランスを醸し出すデザインでした。
キッチンバック収納はあえて造りこまず、ざっくり収納。
半透明の引き戸がオシャレです。
インテリアや、オーダーキッチンをデザインする際に、
おしゃれとの共通点を強く感じます。
全身完ぺきコーディネートより、
少し抜け感があるファッションってステキですよね♪
全体的な雰囲気を統一することが大事ではあるけれど、
どこかに「外し」を持ってくる。
空間のどこかにリンクさせることで、
繋がりをつくる。
その繰り返しで空間を構成すると、
ワンランク上のインテリアが完成するのです。