冬の暖かさを求めた断熱リフォーム 第1期工事 オフィス編
「冬の寒さが耐え難い」という悩みをお持ちのお客様宅で、断熱リフォームが始まりました。
私にとっても念願の「断熱リフォーム」です。
私の母は50才の時に、浴室でクモ膜下出血の発作にみまわれました。
3月初旬の寒い夜でした。
幸い意識があり父に助けを求め、そのまま病院に運ばれました。
翌日に開頭手術を受け、術後の経過も良く麻痺もなくて、現在78才になりますが元氣に暮らしています。
その数年後、私たちの薦めもあり、父は一念発起して長年住み慣れた家を取り壊して建て替えを実行。
隙間だらけの寒い住環境から別れを告げたのです。
高気密・高断熱の性能を持つ住宅は、室内の温度差が小さいためヒートショックが起こりにくいのです。
こうして私たちは新築において高気密・高断熱の住宅を造ってきましたが、施工方法を知って
リフォームではそこまでの断熱・気密をとることは容易ではないという認識で、性能を上げることについては々あきらめモードだったのです。
しかし、今ではそうではありません。
発想を少しだけ変えれば、莫大なコストをかけずして、断熱パネルや内窓サッシの取り付けをしながら生活圏を快適にすることが出来るのです。
間取りの捉え方、理論、そして施工方法を学んでからは、
リフォームのお客様には、美しくするだけでなく「健康寿命を延ばすため」室内環境を改善することをオススメしています。
そんな中、冬の寒さに危険すら感じているというT様ご夫妻。
今回は、増築2F部分≪オフィス≫を一期工事、≪ダイニングキッチン、サンルーム、リビング、浴室、洗面脱衣室、WC≫は二期工事として行います。
トータルでは1.5ヶ月ほどの工期となる一大リノベーションです。
まずは奥様のオフィスから開始。
奥様だけでなく、ビジネスパートナーの方々にとっても、思い出のある空間。。。
ご家族のチカラで中のモノはキレイに移動されました。
南面。
北面。
いよいよ工事が始まります!